100714 内容変更

2010年7月14日(水)

門仲天井ホールにて滞在しますが、門天のホームページの内容と変更になっております。
この日は12:00〜15:30岸井大輔さんとアウトプットの可能性について意見交換します。
その模様を録画し、岸井さんの後日のイベントで放映されます。ご興味のある方は参加無料ですのでいらしてください。

門仲天井ホール 手塚の滞在の今後

門仲天井ホールに月に一回滞在しています。
今後時間帯が変わります。

2月17日に引き続き、3月18日(木)は手塚夏子の新作「私的解剖実験-5」のリハーサルを行います。見学可能です。
また、同日、岸井大輔さんと、それぞれの興味範囲に関する研究発表を行います。岸井さんは暴力について、手塚は言語と古典芸能について、考えていることなどそれぞれ発表をする予定。

11:00〜14:00 『私的解剖実験−5』のリハーサル
14:00〜17:00 岸井さんとの研究発表 

4月10日 カラダカフェを開催。その中で「私的解剖実験-5」のワークインプログレスを行います。

5月以降、時間帯を11:00~15:30に変更し、その中にワークショップまたはストーミングを入れます。詳細はまた後で。

日程 5/12(水),6/9(水),7/14

ワークショップについてはこちら

詳細のお問い合わせ

natsukote@gmail.com
070-5550-9321

12月以降スケジュール

●日程 12月16日(水)

●時間と内容
12:00~ 交流ランチ 一緒に食べたり雑談したり
14:00~ 一緒に基礎稽古しよう 誰かいると張りが出ます
16:00~ 実験&showing アイデア試して時間内にshowing?
18:00~ 交流夕食 誰か一緒に食べましょう
19:00~ ワークショップ 特別講師を迎えたスペシャルワークショップ
20:30  終了


その日の都合により入り時間が多少異なることがありますので、門仲天井ホールにお問い合わせください。

http://www5f.biglobe.ne.jp/monten/annai.html

17日(水)

〈浜本さんと、22日の忘年会リサーチ〉
〈ネジさん浜本さんと三人で雑談〉
「振り付け」という概念についてしばし話しました。東洋の伝統舞踊や、日本のダンスシーンにおいて、重要とされるもの、それは見ている効果のための振り付けではなくて、心身の深い所からなにがしかの力を引き出し、場の状態を変える。目に見えることが前提の物事の繋がりから、別の繋がり方を引き出す。だから、自分で踊る限りパフォーマンスそのものと振り付けを切り離すこと自体が難しい。それが、西欧の概念にはそぐわないとしても、そういう在り方自体に価値を見いだしてそれをアピールすることは可能な気がする、というような話になった。

〈実験的練習を人ともシェア
羽鳥君
捩子ぴじん
と共に先日大阪「ラボカフェ」で体験した佐久間さんの実験を、もう一度再現してみました。そしてその経験を言葉でシェアしてみました。
そちらの記事はこちら↓
http://natsukote-see.blogspot.com/

●内容

1)水が半分入ったペットボトルを横にして、両手で挟んでこれを左右に揺らすと、口の方に水があたった時の「パン」という音がする。それを規則正しくならすということを続ける。
2)透明なプラスチックコップに水を注いだり、逆にコップ満タンの水をペットボトルに返したりするのを何回も繰り返す。表面張力が働いているところから水が溢れ出す瞬間を大切に。
3)水の入ったペットボトルを頭の上に載せて歩いたり座ったり、寝転がったり寝返りを打ったりする。

そのあと、それぞれ即興で動いてみた。それぞれ人のことより自分の実感に集中。

●みんなの感想
「捩子ぴじん氏の感想」コップの水を持っている時と、ペットボトルを持っている時では、自分の居方がぜんぜん変わった。コップの水を持っている時は、緊張していて、静かな感じ。ペットボトルを持っているときは、安心してるけどざわざわしてる感じ。

「羽鳥くんの感想」ペットボトルなどを手から手放したい気持ちが強かった。
手放した後の即興の方が、物自体がなくて「目指す感じ」がクリアーになってやりやすかった。

「手塚の感想」自分が進行していると、大阪で実感したくらいまでは集中しきれなかった。残念。

●羽鳥君の訓練法
羽鳥君の普段練習について聞いてみた。かれは、「動かないつもりでいること」を1時間くらいやるそうだ。自分がどうしても動くという状態になるまで動かないで居続けるということだろうか。それで、「トランス」に近い状態になるらしい。右の肘がまず始めにどうしても動き始める。それでそこから「トランス」に近い状態に変容して行くらしい。自分でのそういったエチュードを持っているというのはすごい。彼は何かを見るとき、好きとか嫌いとかを自分の中で隠し、「自分にとってどの位置を示すか」あるいは「どう正当化するか」というところにいる、それを人と共有したい、ということで、私自身は「分かる」というところまではいかないけれど、心に留めておく。言葉だけでは「スタニラフスキーシステム」に近いけれど実質的にはちょっとちがう。

それが生きて見るすべてに対してそうしたいけれど、それは無理なので、パフォーマンスのときには、そこを徹底し、うまくいくとトランスするということだ。

●ゆっくりがトランスあるいは瞑想に誘う?
彼の知人がベケットのある作品で四角のポジションをただゆっくり回るというような作品を上演した時にお客さんの中でかならず泣いてしまう人がいるという。ソマティクスという体の手法は体をとてもゆっくり動かすというもので、この方法を経験した人の中で泣いてしまう人がいると言う。羽鳥君はフェルデンクライスにぐっとくるらしい。これは床に寝て床との接点を感じ呼吸をし、反対向きになって同じことをするというような内容らしく、ここではかなり大雑把だけれど、詳しく知りたいと思った。彼が動かない状態でいるというのと、立禅は近いかもしれない。


●手塚のダンスはトランスか?
私がダンスしている時がトランスかどうか、という話にもなって、例えば薬とかキノコとかでトランスする時を例えると、そういうトランスは、自分自身か深層の中に引きずり込まれているような状態なのだろうと思う。私は体は深層にアクセスしているのだが、私自身はそこにはいなくて、ただ傍観しているだけだ。そういう意味で、トランスではないと思う。

● トランスと瞑想は同じか?
トランスという言葉と瞑想という言葉があって、それはある部分で重なり、ある部分ではずれているのだと思う。けれど正確には認識しきれない。羽鳥君のそれはトランスなのか?でもきっと深層に自分がいるという感じではないということでトランスと言い切れない。もしかしたら瞑想と言えるものかもしれない。
そういえば、私のワークショップは、受講する人が瞑想状態に近くなるときがある。でも私自身はそうならないのが不思議である。佐久間さんのワークショップで経験したことは瞑想状態に近いのだろうか?

12月以降の日程と時間割変更

●日程 1月14日(水)/2月12日(木)★/3月18日(水)☆

●時間と内容
12:00~ 交流ランチ 一緒に食べたり雑談したり
14:00~ 一緒に基礎稽古しよう 誰かいると張りが出ます
16:00~ 実験&showing アイデア試して時間内にshowing?
18:00~ 交流夕食 誰か一緒に食べましょう
19:00~ ワークショップ 「遊びを通して体を観察する」
20:30  終了
※ワークショップは、何回も参加して下さった方でご希望の方に何らかの形で発表する機会を考えてます。
★2月12日(木)は、月末に行われる予定の公演『プライベート トレース』のリハーサルが中心になると思います。
☆3月18日(水)は、その週末に行われる予定の、神村恵さんとの交換作品上演のためリハーサルが中心になると思います。

11月20日(木)

1)黒崎さんと雑談
・地域、ということについて
・人は繋がりを求めていて、繋がりにはいろんな種類があるということについて

2)黒崎さんと打ち合わせ
・2/27、28 プライベート トレースの再演について。
(アフタートークのゲストは黒崎さんに決定!?)

3)少し踊る

気持ちいい方向に体を動かす
体を細かくする
最初、手を組んだまま、背中をのばすと気持ちいい所がある
晴れてるせいか、体のコンディション気持ちのコンディションが良い

手首に意識を持つ
手首の内側の密度を濃くする

背骨の左側のグニャポイントに意識が入って、立つ感じ
このポイントについてもう少し分かるかもしれない

鼻の両脇が元気に
左足の付け根がピクピクする

4)次回道場破りについて考える

5)WE DANCEの「ダンスを作る旅の途上」、現場の下見などについて問合せとか

6)今日のワークショップ

門天の近所に住んでいるダンサー/振付家の大橋可也さんと、明日からフランスに行く(公演を打つ)捩子ぴじんさんが見学しい来てくれた。受講生は二人。とっても独特な二人といっしょに、濃厚な時間を過ごした。こうやって、ずっと来てくれる人が希望するならアウトプットを考えたい。

10月22日(水)


今日は、多摩美で木村覚さんに呼んでいただいた時にお会いした美大生の方が、一日遊びに来てくれました。
そして、紙と画材を広げ、二人で延々とおしゃべりしたり描いたり。私も、描くということがダンスする感覚に近くてとっても面白い時間でした。